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ゴールデンウィークは皆様どのようにお過ごしでしたか?
旅行に出かけたりのんびり過ごしたりとリフレッシュできたでしょうか?
さて私は、話題の”グランフロント大阪”へ行ってきました。報道されている通り大変な人出でした。
商業施設内の面積があれほど広いにもかかわらず、圧倒されるほど多くの人出に、大阪の経済効果を期待しました。
しかし、賃貸オフィス(計152,200㎡)の入居率はわずか2割に止まっているようです。
理由の一つとして、梅田周辺では梅田阪急ビルや大阪ステーションシティと大規模オフィスビルの開業が相次ぎ、“供給過剰”が指摘されているそうです。
大阪市中心部の平均空室率は2013年1月に9.40%、3月末には11.25%とオフィス市況が悪化してるのも一因です。
また、高い賃料も足かせになっているようです。1㎡あたり847万円と、公示地価では近畿の商業地で最高価格になりました。賃料を下げれば入居率が上がることが見込めますが、想定の収益を得ることができません。
今後のオフィス誘致の成否が、グランフロントや関西の活性化のカギとなりそうですので、期待したいと思います。