2012年10月24日

【国勢調査結果】  同棲世帯数の増加と傾向

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まず総務省が行う「国勢調査」によると

 

同棲世帯数は
2000年  17万2800世帯
2005年  23万6500世帯(6万3700世帯 増加)

 

5年間でなんと1.4倍に増えました。

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その要因を各ポータルサイトのアンケート結果から見てみましょう。

 

●結婚前の同棲についての意識調査
”同棲”を肯定派が8割近くを占める結果となりました。
時代の流れにより、”同棲”に対する意識が変わりつつあるのではないでしょうか。

 

また、肯定派のうちの9割が同棲のメリットを「結婚前に相手の性格や相性を見極められるから」と回答しています。

結婚を視野に入れた回答が多いことが見受けられることから「同棲は結婚を前提としている」が56%ですが、「場合による」が35%と、一過性の関係であると冷静な考えも根強いようです。

 

シェアハウスが増えてきている昨今の現状を考慮すると、平均年収の低下傾向により、家賃を節約することも目的の1つであるとも考えられます。

 

次に同棲生活者の間取りについて見てみましょう。

 

◆同棲時の間取り

1位 2DK 26.7%
2位 1LDK 16.9%
3位 2LDK 15.7%
4位 1K 14.5%
5位 1DK 12.5%

 

◆理想の間取り

1位 2LDK 44.2%
2位 2DK 22.8%
3位 3LDK 19.0%
4位 1LDK 13.9%
5位 4LDK 5.3%

 

現在1K~1LDKの間取りに住んでいるのは、全体の43.9%と約半数を占めます。

 
一方、「理想の間取り」では1部屋派は13.9%と少数意見へ転じ、2LDKが44.2%、2K~2LDKは全体の70.6%、さらに3K以上は24.3%と高く、現実と理想のギャップが顕著になりました。

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●同棲カップルのルールは以下のようになっており
2位「互いのプライバシーを守る」
5位「お互い独りになれる時間を作る
8位「必要以上に相手に干渉しない、縛らない」

プライバシーに関するルール作りが多くランキングされています。恋愛中とはいえ、個人の時間は必ず確保したいという気持ちが強いことが見てとれます。

 
これは、先ほどのアンケート結果の「理想の間取り」にも表れており、2K以上を希望する同棲者が多い結果と併せると、単純に広い部屋に住みたいということではなく、プライバシーを守ることが理想とされていることがわかります。

 

◆平均家賃
66,209円

 

◆同棲を開始した年齢
25.9歳

 

社会人になって経済観念がつき、仕事にも慣れてきた年齢ではないでしょうか。

 

◆同棲期間
2年4ヵ月

 

この結果より同棲とは確固とした関係ではないため、分譲住宅を購入するより賃貸住宅を選択する同棲者が多いと考えると、同棲者の賃貸需要が高まっていると言えるでしょう。

 

以上のデータを踏まえて同棲カップルをターゲットとした物件づくりの参考にされてはいかがでしょうか。

 

データ参照元
●項目…「Home’s」
対象は20代の社会人男女1,164名
調査時期は2007年3月

 

◆項目…「新築O-uccino」
対象は同棲経験のある男女337名
調査時期は2012年9月