2016年7月27日

【賃貸住宅事情】  スマホアプリで広がる無断転貸

スタッフコラム(盛)

この記事は 1分26秒 程で読んで頂けます。

昨今急激に普及してきている、スマートフォンや、SNSが、不動産の賃貸業界にも影響を及ぼしてきているそうです。

最近CM等でもよく目にします、スマートフォン用アプリ(フリマアプリ)を使って賃貸住宅の借主が家主(オーナー)に無断で居室を転貸する事例が見つかったそうです。

この(フリマアプリ)は本名を明かさず匿名でサービスを利用できるため、提供者と利用者共に本人確認がされないまま取引されているようで、若年層が違法行為の自覚なく活用する実態が見え隠れしているようです。

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実際に掲載されていた物件から、賃貸住宅と思われるものを20件抽出し、投稿主に接触を試みると、そのうち2件で賃貸住宅の入居者が、オーナーに無断で転貸していることが分かり、更に他の7件でも無断転貸している可能性が確認されたそうです。
住所が特定できた物件の管理会社に確認した所、転貸されていた事実を把握していない管理会社ばかりだったそうです。

また最近流行の民泊の募集にも使用されていて、1ヶ月単位や、1日単位の募集も掲載されているようです。

このような無断転貸トラブルに発展するケースも多く、本人確認が必要ない為、外国人利用者が、日本人の借主より無断賃貸し、住むというケースもみられるため、オーナー・管理会社共に、入居者の管理が今まで以上にしっかりと行わなければいけない時代になってきていると感じた記事でした。

 

スマホアプリが当たり前になりつつある今にスポットをあててみました。