2020年3月4日

敷金礼金とは

スタッフコラム(杉本)

この記事は 2分34秒 程で読んで頂けます。

いつもお世話になっております。

プロパティマネジメント部の杉本です。

今回は「敷金礼金とは?」についてお話したいと思います。

敷金礼金について、まずはその違いを確認しましょう。

まず「敷金」とは退去時の原状復帰費用(クリーニング代を含めた、修繕費)として、入居前に前払いする準備金のことを言います。

そのため、原状復帰費用が敷金よりも下回る場合、差し引いた金額が戻ってきます。

一般的には、家賃の1か月分(管理費は含まない)を請求される場合が多いです。
しかしデザイナーズマンションなど相場より高めの物件の場合、1.5か月~2か月分となることもあります。また地域によっては礼金が無いかわりに3か月~5か月分となる場合もあります。

次に「礼金」について確認してみましょう。「礼金」は言葉の通り、部屋を貸してくれる大家に対してお礼の気持ちとして支払うお金のこと。そのため、敷金と違って退去時にお金が戻ってくるということはありません。
これは賃貸物件が少なかった時代の慣例なため、現在は礼金ゼロの物件も増えています。


物件を借りる時にかかる初期費用

賃貸物件を借りる際には、様々なお金が初期費用として必要になってきます。

よく「敷金礼金を抑えられたから、初期費用も減額になる」と思われる方がいらっしゃいますが、実際には敷金礼金以外にも前家賃・仲介料・火災保険・鍵交換費用、などなど、入居前に支払わなければならない初期費用の内訳は多岐にわたります。

他にも引っ越し費用なども含めると、初期費用の相場は家賃×4.5~5と言われます。

仮に家賃を7万円とした場合、5倍の35万円は初期費用として契約前に支払わないければならないということです。

敷金礼金などが安い時期ってあるの?

敷金礼金さえ安くなれば、初期費用をかなり抑えることができます。
そうなると気になってくるのは、引っ越しのオフシーズンとオンシーズン。

引っ越し業者がオフシーズンと繁忙期で金額に差があるように、敷金礼金も時期によって変わることがあると言われています。

引っ越しのオフシーズンは4月から8月、オンシーズンは9月から4月。
需要が高まるオンシーズンは敷金礼金も高くなる傾向がありますが、需要が落ち着くオフシーズンに引っ越しができれば、敷金礼金を安く抑えることが可能です。

とは言え、最近は敷金礼金ゼロの物件が増えています。

特に単身者用のワンルーム~1Kの物件では、敷金礼金をゼロにし初期費用を抑えることで希望者が入居しやすくなるよう促す流れもございます。

不動産会社によっては初期費用減額キャンペ-ンや、仲介料なしなども自分に合った不動産会社を探してみましょう!

今回は以上とさせていただきます。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。