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ズバリ今年の予測は「価格が下がる」です。
と言っても急激に下がるとは考えていません。
しかし、早ければ春ごろ、遅くても秋までにはハッキリと実感できるぐらい下がるのではないかと思います。利回りにして1%~1.5%程度下がるのではないでしょうか。
1、金融機関の融資姿勢が積極的ではなくなっている
2、売却に出されている物件の数が大幅に増えている
3、売却の相談に来られる方が増えている
4、すでに昨年11月ごろから成約している物件価格が下がっている
5、上記の理由から売り手市場から買い手市場へのシフトが見られる
他にもマクロ的な理由は沢山ありますが、それはそういうことを分析する専門の方々の意見を聞いていただいて、私は現場で働いている不動産業者として実感している事をお伝えしています。
もう1つ追加するのであれば、全体的な空気感です。
「早いこと売らなあかんなぁ」「この前えらい安い物件紹介されたで」など業者さん、個人投資家さんの言葉が明らかに買い手市場に向けた発言になってきていて、「そろそろ下がるやろ」と言う方が多くなっています。はっきりした根拠ではありませんが、もう下がるだろうと思う理由の1つです。
他にも某地銀さんで無理な融資を受けて購入された個人投資家さんの売却案件が増えるかも知れないですし、昨年秋ごろの賃貸市場の動きの鈍さも気になります。
1つ1つは大きな問題ではないかもしれませんが、様々な要素が絡み合って不動産市場は動いています。
「オリンピックまでは上昇傾向が続く」「低金利な上に税制の優遇があるのだからまだまだ下がる事は無い」と言われる方も沢山おられます。どちらの意見が正しいのかは終わってみないとわかりません。
上記は、あくまで私の私見ですので、間違っていても怒らないでくださいね。
ここ2年ほどはお客様に自信を持ってお勧め出来る物件が少なかったですが、今年は良いバランスの目線まで下がってきてくれる事を期待します!!
買い手の皆さんは売り手でもあると思います。どのタイミングが売り時なのか、どの物件を残してどの物件を売るのか、悩んだとき、不安なときは弊社までご相談くださいね。
投資用不動産専門で10年間頑張って参りました。決して大きな会社ではありませんが、しっかりと学びそして実践してきました。少しでも皆様のお役に立てるよう今年も頑張ります。
最後になりましたが、皆様のご健勝とご発展、そして不動産投資の成功を心より祈念いたしまして、本年1回目のコラムを締めさせて頂きます。