この記事は 1分5秒 程で読んで頂けます。
物件を売買するにあたり、水道や電気などの名義変更を行う必要があります。
稀に、名義変更を見落としていたために決済後に無駄な精算を行う必要が出ることもあります。
無駄な精算を行う事になると、小さい金額ではありますが振込手数料を誰が負担するのか等の問題が発生します。
通常は仲介業者が名義変更手続きを行う事が多いのですが、不動産業者間の取引では仲介業者が手続きを行わないこともあり、業者間取引が多い仲介業者が介在した場合には、名義変更がきちんと行われていないこともあります。
一つの例として、マンション内にコインランドリーがあり、コインランドリーでガスを利用していたにも関わらず、名義変更が行われておらず、決済後数か月後に売主がガス料金が自動引き落としされていた事に気づいて、さらに買主がランニングコストとしてガス代を認識していなかった事によりトラブルに発展したケースがあります。
取引の際には思わぬ見落としが発生する事もありますので、決済時にはきちんと各種名義変更について説明を受けるようにしたほうが良いでしょう。