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入居者が多数住んでいれば必ず一人や二人は家賃の支払いが遅れ気味になる人が現れます。
滞納者への督促は、督促状の送付を行っている管理会社が行うことが多いと思います。
督促状の送付だけで済ませている管理会社もあると聞きますが、弊社では督促の前に電話を行います。
滞納者には、本当に余裕がない人と支払いが面倒で言われたら行く人、うっかりしていた人3タイプに分けられます。
うっかりしていた人であれば督促状が届けばすぐに支払いを済ませますが、その他のタイプの人は書面が届いただけでは支払いません。
そこで弊社ではまず電話を行い、相手と話をします。電話に出れば払う人が多数です。
電話では支払う約束をしても平気で放置する人も中にはいます。その場合には、再度電話で督促します。
毎月この繰り返しで数ヶ月が経過しますと、どうなると思いますか?
普通であれば電話で督促される前に支払うと思いますが、何度も電話を掛けないとダメな人は次第に電話に出なくなります。
電話に出なくなる理由は、「早く払って下さい。」「いつまでに支払いますか?」等を言われるのが鬱陶しくなり逃げるのです。
このような人に最初はこちらも、何とか連絡を取ろうと思い、現地訪問の上督促状の投函と並行して電話を掛け続けるのですが、会うことも連絡を取ることも出来ず毎日が過ぎて行くのです。
そこで現在、私がこのような常習者に対して行うのは、携帯からのショートメールです。
ショートメールを送ると意外と「いつまでに振り込みます。」や翌日に「今、振り込みました。」と返事が返ってくるのです。
私が思うに、電話の場合直接会話するので怒られることを鬱陶しく思い逃げるのですが、メールは身近なツールになっているため電話と同じ内容の事を言われても督促されていることに鬱陶しさを感じにくく素直になるのではないかと思います。
勿論、全てがメールで解決出来る事はありませんが、相手に寄っては非常に効果のある督促方法だと思っています。
但し、文章には気を付けて下さい。メールであるが故にトラブルになる可能性もありますので。
滞納にお困りのオーナ様に是非ご参考にして頂ければ幸いです。