2015年1月21日

【新施設オープン】  大阪・梅田 JR大阪三越伊勢丹百貨店跡の商業施設

スタッフコラム(豊田)

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大阪北区のJR大阪三越伊勢丹百貨店跡に新たな商業施設「LUCUA 1100」(ルクアイーレ)が2015年4月2日オープンすることが発表されました。
地上10階地下2階、売り場面積約33,000平米、既存のルクアと合わせて約53,000平米です。百貨店部分は従来の4割(売り場面積13,000平米)に縮小し、運営するジェイアール西日本伊勢丹は、新ロゴ「isetan」を冠するファッションに特化した8店を出店、店名からは「三越」の名称は消えることになりました。

 

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従来より売り場面積は縮小したものの、全158店のうち全国初27店、西日本初34店と話題性は十分です。
全国初の専門店はモロッコ雑貨を扱う「フルールドファティマ」や国内外のブランドがそろうセレクトショップ「シップス ブルーストアー」など。「サラベス」や「マックスブレナーチョコレートバー」など海外の人気飲食店は西日本で初めてオープンします。

新たな商業施設オープンのニュースに加え、西日本初や全国初のショップが多数できることで、オープン前からの宣伝効果は抜群でしょう。

 

約1年前のコラムで”JR大阪三越伊勢丹百貨店の縮小”について、「伊勢丹でなければならない」理由が見つからなかったのが縮小の一因ではないかと感想を述べました。

「LUCUA 1100」で全国初・西日本初の店舗を多数入れることにより
「ここでなければならない」
「ここにしかない」
付加価値が生まれると思います。

一方、雑貨は地元関西ブランドの取り扱いを増やし「東京色」を弱めたようです。
この戦略により、関西人に受け入れられるようになるのか、はたまた阪急や阪神、大丸といった競合店と差別化が図れなくなるのか大変興味があります。

4月には「LUCUA 1100」に早速足を運んでみようと思います。
またこちらで感想をお伝えしたいと思います。