2017年2月15日

【賃貸物件管理】  騒音トラブルの解決法

スタッフコラム(中瀬)

この記事は 2分19秒 程で読んで頂けます。

賃貸マンションにおいては、様々なライフスタイル、生活サイクルの方が同じマンション内で共同生活をしています。

その中で、最もクレームとなりやすいのが、騒音の問題だと思われます。

 

 

実際、弊社に寄せられる騒音についてのクレームとしては、

 


・隣近所の部屋の話し声やテレビの音がうるさい

・夜間に洗濯機を使用している入居者がいる

・夜間に掃除機を使用している入居者がいる

・夜間上の階からの足音がうるさい

・楽器を演奏する音がうるさい

などのクレームが多くございます。

 
意図的なものと言うよりは、騒音を発している本人は、隣近所に迷惑となっている事に気づいていない事も多い為、継続的なトラブルとなりやすい傾向がございます。

 
このような騒音トラブルに対しての、弊社での対応についてご紹介させて頂きます。

 

弊社では、24時間のコールセンターを導入しておりますので、入居者様から騒音などのご連絡を頂きましたら、ご連絡頂いた方が特定されないよう配慮しつつ、隣近所の他の入居者様に心当たりや、注意喚起を致します。

この段階では、騒音のご連絡を頂いた方のお話だけをお伺いしている状況ですので、特定の方に対して、騒音を発していると決めつけて注意のご連絡をする事はございません。

また、弊社にて現地を訪問し、書面を共用部へ掲示、各戸投函を行い、お住まいの方全体への注意喚起を致します。

後日、騒音のご連絡をされた方に状況の確認をご連絡し、改善されていれば完了となります。

しかしながら、上記の注意喚起を何度か行った後も、騒音が改善されないケースもあり、複数の入居者様から苦情のご連絡を頂く場合もございます。

 

その場合は、騒音を発している入居者様に対し、複数の入居者様から騒音の苦情がある旨、具体的な騒音の元がわかっていれば、そちらをやめて頂く旨を直接お話致します。

 

 
マンションにおいて、このようなトラブルは尽きないものかとは思われますが、入居者同士のトラブルにも発展しやすく、そちらが理由での退去や、エスカレートして事件化する事もございますので、そうならないよう未然に防ぐ為には、家主様、管理会社としては、早急な対応が必要ではないでしょうか。