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東京都は、今年度も太陽光発電の導入を強化するための推奨プランを発表しました。
補助金が出た過去4年間は、設置コストが以前よりも約4割ダウンし、飛躍的に導入が進んだので、より多くの方に太陽光の利点を感じてもらうため、今年度は公募により集まったプランの中から選定し導入することになりました。
その対象は東京都内の賃貸住宅を含む建物で、太陽光発電システムは10kw未満とされています。
東京都の導入プラン”屋根ぢから”の推奨プランとは
・長期(最長15年)低利ローン(実質年率1.95%)を利用することができ、月々の返済負担を抑えながら太陽光発電を導入できる
・発電量の異常を知らせてくれるモニタリングや定期点検など、設置後のケアがパッケージになっている
推奨プランの中には大きく分けると2種のプランがあります。
①標準プラン
モジュール変換効率:17%未満
基準(税込):42万円/kW以下
変換効率はやや低いが、設置費用の負担を抑えながら導入できるメリット
②高効率プラン
モジュール変換効率:17%以上
基準(税込):46.20万円/kW以下
設置費用の負担がやや大きいが、変換効率が高いメリット
推奨プランを提供する太陽光発電販売店は約90社あり、見積もり等詳細を比較できるポータルサイトや電話相談窓口の設置など、太陽光発電設置の希望者に対応できる体制がしっかり整えられています。
このような情報発信により太陽光発電に対する理解も深まるでしょうし、多様なプランを用意することで様々なニーズに応えることができ、太陽光発電の導入が進むのではないでしょうか。
今回ご紹介したのは東京都のプロジェクトですが、反響が大きければ他の都道府県も導入する可能性があるでしょう。
まだ太陽光発電を設置していない方は、設置するならコスト面と収入面をどのようなバランスで導入したいのか、すでに設置済の方も、アフターケアを確認される等、まだ流動的である太陽光発電システムの動向を注視されることをおすすめ致します。
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