2015年2月4日

【違法貸しルーム】  国土交通省の立ち入り調査結果公表

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1月30日、国土交通省により「違法貸しルーム」の立ち入り調査結果が公表されました。

 

国および地方公共団体に通報があった物件等を対象とし、特定行政庁が立ち入り調査を行った結果が以下の通りとなります。

  今回(H26.12.31時点) 前回(H26.10.31時点)
対象物件数 1,953件 1,954件

 

(対象物件数の内訳)

調査中の物件数 555件 601件
建築基準法違反
なしの物件数
82件 81件
その他 168件 162件
建築基準法違反が
判明した物件数
1,148件 1,110件

 

 

上記建築基準法違反が判明した物件数のうち、

是正指導を行った物件数は

今回(H26.12.31時点) 前回(H26.10.31時点)
1,133件 1,092件

 

上記是正指導を行った物件数のうち

是正指導中の物件数 1,053件 1,024件
是正計画が提出
された物件数(※)
196件 174件
一部是正済の
物件数(※)
43件 40件
是正済の物件数 80件 68件

※是正計画が提出された物件数と一部是正済の物件数には、一部重複あり

 

主な違反の内容は

  違反が判明した物件数 違反内容別(1,148件)に
対する割合
是正件数
非常用照明
装置関係
864件 75.3% 36件
防火上主要な
間仕切壁関係
617件 53.7% 24件
採光関係 371件 32.3% 11件
その他 990件 86.2% 48件

(竪穴区画関係、排煙設備関係、建築基準法関係条例等の違反)

 

都道府県別では、最多は東京都で建築基準法違反が判明した物件数は944件、是正指導中は876件。建築基準法違反が判明した物件数35件、是正指導中32件の2番手の大阪を大きく上回る結果となりました。

違法貸しルームが増加する傾向にあり、是正指導を行っても是正済みはわずか、是正指導中の物件数が9割以上を占めています。

 

詳細はこちらをご覧ください。