京阪電気鉄道と京阪電鉄不動産は2014年10月、大阪市北区豊崎3丁目の土地2,495平米の共有持分を35％ずつの計70％を取得しました。売主であるサンキョウホームが残り30％を保有しています。

＜売買概要＞
名称： 三井生命大阪ビルディング跡地
買主： 京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産

売主： サンキョウホーム
所在地： 大阪市北区豊崎3-18-8

最寄り駅： 地下鉄「中津」駅　徒歩1分

全体面積： 土地2495.20平米
取引対象面積： 土地1746.64平米（持分70％相当）
用途地域： 商業地域
容積率： 600％、400％（法定）
取引時期： 2014年10月（引渡）
取引形態： 所有権

既存建物は地上17階地下3階建ての三井生命大阪ビルディングで、上層階はホテルコムズ大阪、下層階がオフィスでした。2014年12月には解体工事が進んでいますが、今後の開発方針は明らかになっていません。

この三井生命大阪ビルディングのある地域は地下鉄御堂筋線「梅田」駅の隣駅である「中津」駅からほど近い距離にあります。
この中津エリアはJR「大阪」駅より徒歩10分程度の距離にあり、徒歩圏内にあるグランフロント大阪がオープンして以来注目のエリアになりました。中津エリアでは、三井生命大阪ビルディング西側の通り向かいに戸数415戸、37階建てのタワーマンションが2015年1月に完成予定、北側の街区にはオリックス所有のラマダホテル大阪跡地の再開発が期待されています。

近年再開発が活発な梅田エリアの延長のような形で、中津エリアの開発も進むようです。
開発が進めば土地価格の上昇は勿論、賃料の上昇も見込まれるエリアになるかもしれません。