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大阪市営地下鉄御堂筋線に接続する大阪府北部の北大阪急行線の延伸が決定しました。
松井一郎大阪府知事は、2017年度の着工、2020年開業を目指す方向で延伸の計画を進めています。今年度内に地元の箕面市や国と事業化に向けた合意書を交わす予定です。
計画では、現在終点の駅である「千里中央」から北へ約2.5キロ延伸し、「箕面船場」「新箕面」(いずれも仮称)の2駅を新設する予定です。
建築計画の事業費内訳は、総事業費約600億円のうち箕面市が160億円、国が260億円、鉄道事業者側が80億円、府が100億円を上限に負担します。府負担分の財源は泉北高速鉄道を運営する第三セクターの株売却益を見込みます。
また大阪モノレールを門真市駅から南へ約9キロ延ばす計画も推進する方針があるようです。正式決定はされておらず、予定では総事業費約1,050億円、沿線自治体にも負担を求めながら採算性を検証し、来年度中に延伸方針を決定する見通しのようです。延伸により地下鉄やJR、近鉄奈良線など4路線と接続する計画で、近鉄線には新駅整備も必要とされています。
北大阪急行や大阪モノレールとが延伸すれば、駅周辺の土地価格上昇や住宅の新築が予想されます。商業施設ができる可能性もあります。未定の内容が多く今後注視する必要があると思います。