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不動産はいつが買い時?いつが売り時?今は高いの?安いの?
皆様も気になる情報だと思います!!
先日発表された、某大手ポータルサイトによる、年別の平均購入価格と平均利回りの推移は以下の通りとなっています。
【1棟収益マンションのサイト掲載物件について】
平均物件価格(万円) | 平均利回り(%) | |
2006年 | 13,325 | 9.43 |
2007年 | 13,432(↑) | 9.61(↑) |
2008年 | 14,295(↑) | 10.03(↑) |
2009年 | 14,244(↓) | 10.62(↑) |
2010年 | 12,859(↓) | 11.03(↑) |
2011年 | 13,324(↑) | 10.97(↓) |
※ ( )内の矢印は前年比
2006年から掲載物件の平均利回りは上がり続けていましたが、昨年は少し下がって来ていますね。
地域別に見ると、首都圏は特に震災以降、問い合わせ件数は減少し、物件の平均価格が下がりました。
これは、投資家の慎重な姿勢が、現れているのではないでしょうか?
しかし、RC造マンションに限っては、平均物件価格は上昇しているようです。
震災以降は、購入する際のポイントとして、築浅やRC造の耐震基準を満たした物件を購入したいというニーズが物件価格の上昇として表れたと言えるでしょう。
そして、関西方面は平均登録価格が上昇しているにもかかわらず、問合せの増加が顕著の様です。
やはり震災の影響で、西日本が注目されているのだろうと言われております。
また、四国・九州方面も震災以降、人気が高くなってきているようです。
反響のある物件の平均利回りは12~13%と、利回りを最重要視する姿勢は変わりないようで、都心部だけではなく、下落傾向にある地方の高利回り物件にも注目されているようです。
以上のように、震災以降も不動産投資家の姿勢は、慎重かつ堅実になっているものの、全体的に投資熱が冷めたわけではないと言えるでしょう。