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まもなく確定申告のシーズンです。
そこで、今週の不動産ニュースは【確定申告が必要な人・必要書類】についてお知らせ致します。
新たに不動産を取得された方や、これから不動産を取得する予定の方がいらっしゃると思います。確定申告をする際に必要な書類がどのようなものか把握し、スムーズに申告を行いましょう。
まず、確定申告をしなければならない人とはどのような収入がある人でしょうか。
●確定申告が必要な人
・個人事業を営んでいる人
・不動産の賃貸収入がある人
・1年間の給与収入が2000万円を超える人
・2カ所以上の会社から給与をもらっている人
・給与所得がある人で他の所得の合計が20万円を超える人
・同族会社の役員などで、その同族会社から給与の他に、貸付金の利子、不動産の 賃貸料などの支払を受けている人
・住宅やゴルフ会員権を売却して利益がでた人
・給与から所得税が源泉徴収されていない人
・給与の他、年金をもらっている人
・保険金などの満期金がある人
逆に申告が必要ない人とは
●確定申告をしなくてよい人
・一カ所から給与を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得金額 (地代、家賃、原稿料など)の合計額が年間20万円以下の人)
・二カ所以上から給与を受けている人で、「主たる給与」の収入金額と給与所得 及び退職所得以外の所得金額の合計額が年間20万円以下の人
次に確定申告に必要な書類を揃えましょう。
●確定申告に必要な書類
①所得計算に関する添付書類
【不動産を賃貸し、不動産所得がある人】
・収支内訳書不動産用(白色申告)、決算書不動産用(青色申告)
・収入金額のわかるもの(現金出納帳、通帳、(現金出納帳、通帳、契約書など)
・賃借人の氏名、家賃月額、賃借期間、敷金、礼金がわかる資料・不動産経費のわかるもの(通帳、領収書、請求書、銀行振込書、借入金の支払 明細、固定
資産税領収書、保険金領収書、管理費など)
【土地や建物などの不動産を譲渡し、譲渡所得がある人】
・譲渡所得計算明細書
・売ったときの契約書(売買契約書のコピー:登記簿謄本等)
・売るためにかかった経費(仲介手数料や印紙など)
・売った不動産を買った時の契約書や登記料など
・居住用財産の譲渡などの場合は、住民票
②所得控除・税額控除に関する添付書類
【住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)を受ける人】
・住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書(金融機関から交付)
・家屋またはその敷地の登記簿謄本か抄本(初年度のみ)
・取得価額を証明するもの(売買契約書、工事請負契約書のコピーなど)
・新築の住所が記載されている住民票
・還付先の銀行名
・印鑑(認め印)
確定申告を行う全ての人が必要な「申告用紙」は、最寄の税務署で事前に入手しておきましょう。