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対象 : 2012年9月~2013年3月に首都圏の賃貸物件に賃貸契約を行った人
有効回答数 : 1137件 (内訳 ひとり暮らし791件、ふたり~ファミリー346件)
上記の対象者の回答を基に、入居者ニーズと意識調査を行いました。
その中から、「バイク置場を必要とするか」「駐輪場を必要とするか」「設備・仕様として最初からついていてほしいもの」のデータを見てみましょう。
まず、「バイク置場を必要とするか」という質問には
全体 | ひとり暮らし | ふたり~ ファミリー |
|
屋根付きの バイク置場が必要 |
38.4% | 38.4% | 38.4% |
セキュリティが高い バイク置場が必要 |
21.2% | 23.4% | 16.2% |
バイク置場自体が あれば十分 |
17.2% | 16.1% | 19.7% |
必要ない | 32.6% | 32.9% | 32.1% |
どのようなバイク置場であれ、必要としているのは、全体の7割を超える結果となりました。
2009年の同調査では、バイク置場を必要としているのは4割でしたので、需要が一気に高まりました。その背景には、若者の車離れが進み、経費の安いバイクを所有している人が増えているのではないでしょうか。
需要に対して供給が間に合っていないという声も聞かれます。
次に「駐輪場を必要とするか」という質問には
全体 | ひとり暮らし | ふたり~ ファミリー |
|
屋根付きの 駐輪場が必要 |
67.1% | 63.6% | 75.1% |
セキュリティが高い 駐輪場が必要 |
16.4% | 18.3% | 11.8% |
駐輪場自体が あれば十分 |
21.0% | 23.4% | 15.6% |
必要ない | 5.7% | 6.2% | 4.6% |
どのような駐輪場であれ、必要としているのは94%を超え、屋根付きの駐輪場を7割弱の人が必要としている結果となりました。
結果として、賃貸住宅には駐輪場は不可欠、さらにバイクも置ける屋根付きのものを作れば入居者のニーズに応えることができるということがわかりました。
賃貸住宅の空室対策に有効な対策法だと思います。