2015年8月19日

【賃貸マーケット】  賃料市場を把握する必要性

スタッフコラム(盛)

この記事は 1分41秒 程で読んで頂けます。

マンションを購入の際や、現在所有している賃貸マンションの空室が中々減らない時、今マーケットに出している条件の見直しや調査を行います。

このマーケット調査は今後の収益を大きく左右するものとなりますので、念入りな調査が必要となります。

マーケット調査には大きな要因がいくつもあります。

物件周辺の競合物件(賃料・築年数・平米数・間取りが似ている物件)、現在の賃料相場、仲介業者様へヒアリング(お客様のニーズや動向)物件周辺の環境、交通アクセスなどが、大きく分けると外的要因として賃料相場に影響を与えます。

 

64621259a681e120ce6966341d86d391_s

 

内的な要因と致しまして、現在物件に入居されている方の、属性(年齢層や、男女比率)時には職種によっても大きく変わる事もあります。

その他に、直近1年以内に契約された方の賃料の平均を取り、現状マーケットの平米単価(坪単価)と大きく乖離が無いかを確認します。

乖離がある場合は、直近1年間で周辺相場が大きく下落している事が考えられますので、上記で述べました外的要因に戻り、再調査を掛けて賃料相場の数字に整合性と合理性を持たせます。

上記のデータから、物件によっては賃料(レントロール)を見直すことにより、現状の満室想定賃料より、上がる事も少なくはありません。
その理由と致しまして、基準階を設け上層階と下層階の賃料を相場単価に合わせることにより、下層階の賃料が低い場合は賃料を上げることが可能となるからです。

上記賃料相場を調査し、大幅に稼働率を改善しております物件も数多くございます。
現状で中々部屋が決まらない、購入を検討している物件の賃料相場を調査したいなど、御座いましたら、お気軽に響不動産リサーチまでお問合せ下さいませ。