2014年9月24日

【不動産市況】  現在の市況と今後の予測とは

スタッフコラム(木下)

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3年ほど前から急激に市場に物件が少なくなり、それに伴ってどんどん物件価格は上昇してきました。物件価格の上昇はイコール利回りの低下になり、この3年間で同じ様な物件でも売却に出されている物件の利回りは3%前後低下していると思います。

2年ほど前から「物件が無いですね~」が合言葉のようになっていましたが、ここ最近少し変化を感じる様になってきました。

まだまだ全体の市況が下がってきている感じは受けませんが、売りに出されている物件数が増えてきていると感じられ、少しずつお客様に紹介出来るような物件が増えてきています。

 

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また、ここ2~3年積極的に融資を行っていた数行の金融機関も姿勢に変化が出てきています。
今まではフルローンも可能で金利も1~2%台で融資してくれていましたが、先月頃からある程度の自己資金を求められ、金利も少し高めの提示をされる様になってきています。

不動産に対する融資姿勢が金融機関全体で急激に厳しくなる事は無いと思いますが、現在の価格以上の上昇は無いと見込んでいる金融機関も出てきていると思われます。
不動産の価格は需要と供給のバランスと、金融機関の融資姿勢によって決まると言っても過言ではありません。

この数カ月で急に価格が下がるといった事はありませんが、一部で言われているような「東京オリンピックまでは上がり続ける又は下がらない」という事は無い様な気がします。来年の3月末が一つの山場になるかもしれません。

現在所有されている物件の売却をお考えの方は、そろそろ本格的に売却をご検討されては如何でしょうか。