2014年1月15日

【2014年 不動産市場動向】  私の予想

スタッフコラム(木下)

この記事は 2分38秒 程で読んで頂けます。

年末、年始と沢山の不動産業者や金融機関の方々とご挨拶も兼ねた情報交換をさせて頂きました。

昨年はどうでしたか?今年はどうなると思いますか?
何度も質問を受け、何度も質問しました。

響は、おかげさまで創業以来続けている黒字決算で前期も終える事が出来ました。

皆さんは如何でしたか?

昨年は、一昨年に続いて価格は上昇傾向にあったと思います。

では、今年はどうでしょうか?

 

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私個人の予想は、引き続き上昇傾向または横ばいではないかと考えています。

その理由は
1.金融機関の姿勢に大きな変化は見られない
2.市場に出回る物件数が増加していない
3.政府予算案では昨年以上に公共工事が行われる予定になっている
4.東京オリンピック開催決定により不動産への先行投資が増加している
5.震災復興、オリンピック関連の工事等による建築工事費の高騰
6.Jリート指数の上昇により、各リートの資金力が強くなっている
7.建築費高騰と人材不足により、今年は新築着工件数の減少が予想される
8.年々個人投資家が市場に増え続けている
9.国外の不動産投資ファンド等からの資金流入
10.相続税増税により相続対策として不動産を購入する方が増えている

とりあえず、すぐに思いついた10個を挙げてみました。

一つ一つ詳細を説明すると、ものすごく長い文章になるので省かせて頂きますが、決して根拠のない理由では有りませんし、皆さんもご存じの事ばかりだと思います。

もちろん、上記の10個は今年だけに限ったものでは無く、数年前から今後数年に渡って影響のあるものも含められていますし、上記の理由程度では価格が上昇しないとお考えになられる方もいらっしゃると思います。

相場に絶対は無いと思いますし、絶対が有るのであれば誰もが大成功されていると思います。
不動産投資も入口(購入)と出口(売却)は相場(市況)に大きく影響を受けます。

しかし、取得から売却までの「運用期間中」は、それ程相場に影響を受けません。
不動産価格と違って、賃料にはそれ程大きな増減は無いからです。

ではポイントはどこにあるのか?

私が思う1番のポイントは立地です。

間取りも設備も費用を掛ければ改善できますが、立地だけは自力で改善出来ません。
だからと言って一等地でなければならない訳ではありません。賃貸の市場をしっかり調査し、重要と供給のバランスと賃料設定に間違いがなければ対策は可能です。

弊社では、取得前の調査から取得後の運営管理、売却のタイミングのアドバイスまでワンストップで対応しています。
不動産投資で取り返しのつかない失敗をする前に、是非1度ご相談下さい。