2015年3月11日

【マンション新築計画】  工事業者の選定方法

スタッフコラム(木戸)

この記事は 1分23秒 程で読んで頂けます。

現在、法人が所有する不動産の土地活用の案件を進めております。
建物は老朽化しており、1階部分の店舗だけが入居している状況です。

まずは、老朽化した建物を解体することを前提として、どのような活用が出来るかを検討します。

 
ex)共同住宅、店舗ビル、1棟貸、定期借家など活用方法が定まると、入居しているテナントへの事前の説明と並行して、工事業者の選定を行います。

当然投資として土地活用を行う訳ですから、なるべくコストを抑えようと考えますので、まずは解体業者さん複数社へ相見積りをお願いしました。見積り依頼をする段階で業者さんや時期によっては、相見積りを受けて貰えない事もありますので、相見積りになることを事前に了解を得ておきます。

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その結果、一番高い見積りと一番安い見積りでは倍の開きが出ました。

その一番安い業者さんへ依頼する事になったのですが、見積りの中に近隣対策費や残地物の撤去費、ブロック塀の撤去費が入っておらず、それを考えると二番手の見積りの方が安いということになり、最終的には二番手の業者さんへ依頼することとなりました。

最近は工事業者も忙しくしており、交渉も中々受けて貰いにくい状況です。
金額だけで判断し依頼すると思わぬ追加工事費を請求される事や、現場をきちんと納めてもらえない事もよくあります。

不動産賃貸業は、様々な関係者と力を併せて行う事業ですので、信頼できるブレーンを構築する事が重要です。