2015年2月4日

公益財団法人「日本賃貸住宅管理協会」 ご紹介

スタッフコラム(木戸)

この記事は 2分4秒 程で読んで頂けます。

皆様は公益財団法人日本賃貸住宅管理協会という団体をご存じでしょうか?

 

以下 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会ホームページより抜粋


本協会は、賃貸住宅が住生活の安定の確保及び向上の促進において重要な役割を担っていることに鑑み、賃貸住宅における健全かつ専門的な運営・管理業務の確立並びに普及を通じて、賃貸住宅市場の整備・発展を図り、豊かな国民生活の実現に寄与することを目的とする。


 

賃貸管理業は宅建業法の規制の対象になっておらず、業としての法の網が掛かっていないため、管理方法や質の部分等で様々な業者が入り乱れており、トラブルが多く発生しています。

そういった事を防止するために設立された協会です。

 

無題

 

 

その公益財団法人日本賃貸住宅管理協会さんが定期的に加盟業者へのアンケートを基に賃貸住宅市場景況感調査(日管協短観)というデータを発表しており、ホームページから閲覧する事が出来ます。

例えばその中の一つに滞納率のデータがございます。
首都圏・関西圏・全国・その他 左記の4つのエリアに分けて月初・月末(1ヵ月滞納)・2ヵ月以上の滞納といった滞納状況に応じた滞納率が記載されております。

 

・月初の滞納率
関西9.2%、首都圏6.4%、全国7.0%、その他6.3%

 

・月末(1ヵ月滞納)の滞納率
関西3.3%、首都圏2.4%、全国2.9%、その他3.0%

 

・2ヵ月以上の滞納率
関西1.6%、首都圏1.3%、全国1.4%、その他1.5%

 

このデータを見る限り関西は全国の中でも月初の滞納率は一番高い可能性がありますが、2ヵ月以上の長期滞納率は平均的な数値です。

平均居住期間については、首都圏は高齢者(65歳以上)の56.1%が6年以上に対し、関西は69.7%となっております。

以上のように、不動産賃貸業を行う上で有益な情報が記載されておりますので、一度参考にされてはいかがでしょうか。