2014年5月28日

【賃貸居住者実態調査2014】  継続居住意向者と引っ越し意向者の満足度のギャップ

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リクルート住まいカンパニーの賃貸居住者実態調査2014より、「継続居住意向者と引っ越し意向者の満足度」に興味深いデータが発表されました。

 

調査時期 : 2014年4月
調査対象 : 首都圏、関西、東海、福岡、沖縄

 

継続居住
意向者
引っ越し
意向者
ギャップ
1. 51.9% 23.5% 28.4% キッチン・トイレ・浴室等の使いやすさ
2. 58.7% 32.8% 25.8% 間取りの使い勝手
3. 53.6% 29.5% 24.1% キッチン・トイレ・浴室等の清潔さ
4. 53.6% 29.6% 24.0% 部屋のテイスト・雰囲気
5. 49.3% 25.4% 23.9% キッチン・トイレ・浴室等の広さ
6. 48.6% 25.1% 23.6% 住宅の傷みの少なさ
7. 44.2% 21.1% 23.1% 住宅の維持や管理のしやすさ
8. 57.2% 34.2% 23.1% 住宅の広さ
9. 40.1% 19.5% 20.6% 収納の使いやすさ
10. 42.0% 21.6% 20.3% 収納の多さ

 

 

103号室

継続居住意向者と、引っ越し意向者の割合を出し、それぞれの差をギャップとして表示しています。ギャップは大きいほど不満足度が高く、退去の引き金となると考えてよいでしょう。そのギャップが高い項目順に「満足度ランキング」として発表されています。

 

注目すべきは、1・3・5位に”水回り”に関する項目がランキングされていることです。
使いやすさや広さに加え、清潔さを求める声が高いところがポイントです。クロスや建具をリフォームすることは優先されることが多いと思いますが、水回りまでリフォームされているケースは稀です。
そのため、水回りが重視される回答に頷けるものがあるのではないでしょうか。

また、ギャップは少ないものの、9・10位に”収納”に関する項目も注目すべきポイントです。
住んでから増えていきがちなモノのための”収納”は、多いに越したことはないでしょう。実際、入居を決めるポイントとして女性が”収納”を重視することがアンケート結果に表れることが多くあります。
脱衣所やトイレなど、気の利いた”収納”があれば内覧時に類似物件との差別化にもつながりますね。

 

この満足度ランキングで最も興味深いのは4位の”部屋のテイスト・雰囲気”です。

見た目の印象が重要視され、入居のきっかけや入居後の高い満足に繋がるようです。さらに引っ越し意向者の満足度は低いため、デザインが蔑にされている物件は退去リスクが高まると思われます。

入居付はもちろんのこと、長く居住してもらうために上記のポイントに着目した物件づくりをおすすめ致します。